春を終える頃の様々な思いを紡ぐ

桜が・・・今年は遅いですね。

崎戸にもやっと桜が咲き始めました。

記憶って不思議なもので突然なんの前触れもなく蘇ってきたりすることも有るけど、
大概はその時期の花だったり、感じた匂いだったりに蘇る。

私の中で色々結びついて蘇るのはなぜか土筆の季節が多い。

よく考えてみると、殆ど覚えてないことが多い。
70年以上も生きてきているのに、
思い出したことを語れと言われたら1日で済んでしまうくらい、

そして思い出すのが、仕方のない誰に話しても話題性にも残らない、
ほんとに普通の出来事だったりする。

なんでこんなことだけ覚えているんだろう・・・もったいない。
小さな頭の中の記憶範囲にはもっと大事な大きな出来事を入れておくべきなのに。

まぁまぁの確率で「その時大変だったよね!」と大事件だったことも人に言われて、
そういえば・・と記憶の端を引っ張り出して思い出すか、
言われても覚えてないことがある。
タイトルだけは薄っすらと思い出せるが、肝心の本文は全く思い出せない感じ。

土筆採りに祖母とも、母とも、よく行った記憶がある。
たぶん、私の小さい頃の一大行事だったのだと思う。
土筆を捜している母の姿、祖母の姿、蘇る。着ている服装までも。

北海道の友人に北海道って土筆はある?って聞いたら、
「無いよ」という答えだったのに、
5月の連休に北海道に旅行したときの事だった。
その友人達と大沼公園に連れて行ってもらって駐車場で車を降りたら・・・。
足の踏み場がないほど土筆が群生していた。

でも、あのとき、どうして私は北海道に行ったのかは思い出せない。

そんな土筆。今年は毎年取りに行っている場所がイノシシに掘り起こされていて、全滅してました。
無性に・・悲しかった。

職場の敷地内にも2箇所、毎年出てくる場所が有るけど、
1箇所は、有ったんです。確かに出てきてました去年と同じ場所に。
だけど、まぁ、採るのがかわいそうなくらい細い。しかも今年は数本。

2箇所目は今年は全く無い。
でも確か同じ敷地内だけど去年は少し遅れて出て来たので、
毎日、毎日、しつこく出てないか捜しにいくけど・・・やはり無くて、

諦めていた昨日。一昨日はお休みだったので2日ぶりに見に行ったらなんと!有った〜〜。
ちょうど卵とじに出来るくらいの量。

間に合った〜〜!

でもね、もう開ききって伸び切った土筆もいっぱい有るのが不思議。
なぜ一昨日までは目を凝らして何度も見たのに見つけられなかったんだろう??

記憶の方も段々飛んでいくけど、視力の方も段々薄れていくのか。
土筆、野イチゴ、グミ、びな、
自然の恵みといえば聞こえが良いけど、ただで食べれるものを目ざとく見つける。
それだけが取り柄だったのに・・・。