寒い日はお家でお鍋。
携帯を取られた寒い心も暖めなきゃ。
ぐつぐつ。
ぐつぐつぐつ。
大連なら鍋の材料も事欠かない。
鱈も新鮮なのが市場に出回ってるし、
お肉ならしゃぶしゃぶも、近くの肉屋でロースが手に入る。エビやカニも安いしね。
水炊きも美味しいし、博多ならではのもつ鍋も、超安値で市場で全部材料が揃う。
でもきょうの鍋は・・・・・・。
わぁ〜い!日本なら市場価格で1匹2万円?お店で食べれば5万円。
大胆にも日本だとふぐ鍋は刺身を取った残りの骨だけだけど、
身ごとぶつ切りにして、しかも2匹分。
博多では河豚の養殖場やホテルなどを経営していたふぐ専門店網元が、
数年前お店閉めてしまった。
時代は思わぬ方向に流れていく。
なにより自分でも吃驚。いつの間にか中国で暮らしているし・・・。
博多でも河豚は良く食べていたけれど、
天然河豚をおかずで食べれるなんて、大連以外は考えられない!!
養殖河豚は高いけど、
天然河豚はこちらではきちんと料理できる人がいないので、
雑魚扱いです。つまり安い・・・雑魚値段。
旅順で生簀の中で河豚が泳いでいたから注文したら、
なんとぶつ切りの煮付けが2~3切れ出てきて、
大きな河豚だったのに食べる所はほとんど無かった。
危険だから身以外は全部捨てるんですね。
日本の職人さんだと河豚は皮もひれも捨てないで、
危険部位の真子(これは絶対食べたらいけません)以外は全部使うのに、
大連の河豚屋さんで河豚刺しを食べた時、皮が付いてないので吃驚。
こちらは全部捨ててしまうみたいです。
あの手間が大変だからだろうけど。
博多で暮らしていた私としては、
皮がついてない河豚刺しなんて、本物じゃな~い!!と思ってしまうんですが、
とある中国人経営の料理店では、
冷凍した河豚をスライサーでスライスして並べたという、河豚刺しも有ったので、包丁で引いているだけも良いのかな。
河豚鍋って、鍋のあとの雑炊が、
またまた最高に美味しいんですよねー。
お腹いっぱいになっていても、ついまた手がのびる。
きょうもまたまた、ダイエット失敗!