本日帰国

曜日の感覚がなくなってしまってますが、
1週間の予定だったので、今日は金曜日。

昨日は午前中、打ち合わせ、
3時の高速バスで、「本渓」(小桂林と呼ばれている風光明媚な観光地)、の実家に帰る友人たちをバス停まで送り、
お世話になったクリニックに挨拶に行って、閉店間際の「温州城」(服、靴などのショッピングセンター)に滑りこみ、
花柄のipadケースを買って、ホテルに戻った。

1週間の疲れがどっと出る。

夜は友人に電話をかけお茶かお食事かと思っていたのに、
身体が動かず、夕食もルームサービスという有様。

住み慣れた大連だけど、本帰国した後来てみると、
実感として感じ取れなかった中国の勢いを感じた。

何処に行っても、何処を歩いても、何処に立ち止まろうと、
ともかく元気で活気がある。

そして、限りなく親切だ。

日本からきたメンバーがそれぞれ大歓待を受け、
そこまでしてくれなくてもほんとに良いのにと思うほど、到れリつくせりだった。

これは住んでいる時にはそこまで感じ無かった事だ。

意欲がある人は、時流に流されながらも元気で伸びていってる。
泳がないと、ここで手足を動かさないと、
置いて行かれるか流されてしまうので、必然的なのもあるのだろうけど、
ともかく覇気がある。

とは言っても、
ホテルの単なるチェックアウトに10分以上もかかったり、
人間が立て込んで、ひとつの窓口に集中して並んでいても、
遊んでいる従業員はお喋りして、決められた仕事しかしないとか、
臨機応変が効かず、客に対しての心使いより自分を優先する。
そんなところは少しも変わっていない。

中国は、
6年前より人も街も、社会の仕組みも、はるかに進化している。
それでも日本に帰ると、
メイン道路だけではなく路地の隅までごみ一つなく、
バスに乗ると夏でも制服制帽の運転手が運転し、
眼には緑が優しいのに、
それが当たり前だと思い育っただけにホッとする。

もしかしたら、もう2度と来る機会はないかも知れないと、
そう思って通り過ぎた、道。

あの重たいスーツケースを抱えて、
福岡までの片道切符で帰国して5ヶ月。

やっぱり縁は思い掛けない所に存在していて、
またそこに通じる道が出来てしまった。
不思議だなぁ・・・と思う。

ホテルのロビーで(こんなに人口が多いのに)
とても逢いたかった友人の心翠さんと偶然会えるしね、

有り得ない偶然が重なるとますます不思議。
きのうホテルの窓から、
大連駅前の夕暮れ。

大連駅前の夕暮れ

今から朝食を食べて、空港へ向かいます。
またね!大連!