3月14日、大連日本人学校の卒業式。無事終了。
進学する高校の事情で、卒業式が終わった後に大連に到着した卒業生には、
校長先生以下先生全員で、急遽、再度ステージを作りなおして、
ひとりだけの卒業式をやり直してくれた。
卒業式後の懇親会でも、何年も同じメンバーですごした彼等はほんとに仲が良い。
これから、大海に向かって泳ぎ出さなければならないので、
ちょっと心配な所もあるけど、
日本各地に散らばるメンバー全員、元気で頑張って欲しい。
息子を残し私だけひと足先に帰国した。
15日の先生たちの離任式に出席して、息子は今日帰国する。
2年前の離任式。
担任の菊田先生が帰国することになり、
息子が代表で別れの挨拶途中、言葉につまり、号泣して、
涙をこらえていた父兄も、先生も、涙、涙、涙。
後で、皆んなからせっかく堪えていたのに、藤井くんにつられて泣いてしまった!
・・・・と言われたっけ。
結構冷静で冷めた眼でものを見る性格。
激情型では全くないと思っていたのに、
瞬間的に親の遺伝が乗り移るみたいです。
卒業式には、恒例で担任を受け持った先生から祝電が届くけど、
今年は、担任だった菊田先生からの祝電は届かなかった。
なんと、
日本人学校を離れた後、今回一番被害がひどかった南三陸町の学校に赴任されていた。
未だ連絡はつかないそうだ。
子どもたちも皆んな心配していた。
どうにか、どこかに避難されていることを祈ります。
そんなこんなで、
はっきり言って、美味しくないというレベル以上に、
見るだけで食欲をなくし、食べたら尚まずい、CAの機内食。
いつもは、降りてからどこかで食べるけど、
頑張って食べました。
うどんらしきものはブツブツ切れて、おかゆ状で、
かけてある異物(?)は、ピリ辛だけで味がないけど、
日本がこんな状況なのに、食べるものがあるだけでも感謝しなきゃ。
(それにしても、今回特にほんとまずかった・・・)
飛行機から降りて、普通なら降りてから食べる予定のランチ代を、
アビスパ福岡のメンバーがやっていた募金箱に募金した。
(アビスパの皆さんお疲れ様!!)
そんなものでどうにかなる物でも無いけど、そんな気持ちから初めなければ、
慣れきっている自分を戒めることが出来ないから、
私の場合、食べ物から頑張ってみます。
たまたま何も被害が無かった土地に、帰ってきたけど、
不自由な生活を強いられている人が沢山いると聞いて、
同じ日本人として他人ごととは思えない。
小さな何かを行動しなければ、安穏と暮らしていくのが恥ずかしい気がする。
皆んなも頑張っているのだから、頑張らなくちゃね。
菊田先生も、家族も、どこかの避難所で頑張ってる事を願いたい!!
※追記
1週間後、無事でおられることが確認できました。
大きな被害を受けた、志津が丘中学校に赴任されていて、
ちょうどその日は受験の付き添いで学校は離れていたそうです。
ご家族も無事だったと聞きました。