7月12日。旅順に行く事になった。
博物館は4度目。
以前、何回か訪れた頃は、
まだ外国人には解放されていなくて、日本人は立ち入り禁止だった。
ただ、例のごとく特別待遇。
うちの事務員さんのお兄さんが館長をしていてコネで入れたのだ。
息子が今日本にいて、日本語が少し出来るから学芸員の話を通訳出来るので、
夏休み帰国している時にと、半ば強引にその日の朝連れて行かれた。
7月1日、旅順は全面開放され、
博物館への入場も一般でも可能になったそうだ。
とはいっても、市内、まだ軍事関連施設付近は、
当然立ち入り出来ないのだろうな・・・。
旅順博物館にはすぐれた貯蔵品が沢山有る。
これを公開しないなんて・・勿体ない!
工芸品の細工物も凄いけれど、陶器も素晴らしい。
中国が培った文化が今更のように伝わってきた。
日本の博物館では考えられないほど、
間近で見れるし、写真撮影も普通にOKだと言われて吃驚したけど・・・。
この革細工はとても精密で、凄い。
人体も同じ革細工で、
影絵として、動きを加え上演していたようだ。
一番インパクトが有ったのが、この方。
もともとの姿はこんな方。
美人であると同時に、
身長が高いのに吃驚した。
大連の人が背が高い人が多いルーツはここら辺から?
現在は・・・・・・。
日本の博物館とか催しとかでは考えられないくらい、
すぐ手が届く距離で身近で見れて、
迫力が有った。
また、お目にかかれるかな。