物の値段

大連で買い物をすると、
いったいこれは本当は(適正値段)いくらなんだろう?と思う事が多い。

アンゴラ入りの毛糸でマフラーを作ったら、
とっても気持ちが良い。
毛が付きやすいウールのコートと合わせても、さほど毛も付かなかったので、
店の女の子たちにプレゼント用に編むことにした。
全部で12枚。
一枚が70gほど要るので、12人分なら1kg(2斤)あれば足りる。
毛糸は500g(1斤)150円。
200gくらいづつ何色か買って、余ったらモチーフ編みでひざ掛けを作ろう!!
アンゴラ入りの毛糸は開発区では見かけないから、
大連に行ったときにまとめて買ってこなくてはいけない。

そう思っていたら、たまたま立ち寄った開発区の毛糸屋さんの1軒に、数色置いてあった。
「いくら?」
おばちゃんは平気で250元と言う。
たまたま編んだマフラーをしていたので、
「え~!これは大連市内で150元だった」というと、
あっ、言ったつもりね、正確に言えてたのかはわからないけどね。

すんなり「じゃあ140元で良いよ」となった^^;
大連から持って帰るのは荷物になるので、
毛糸は開発区で買おうと、取りあえず編める分だけ200g購入。

昨日、市内に行ったので、毛糸屋さんに寄り、
日本から持ってきた編み物の本を貸していたので取りに行った。
友人が同じ毛糸を買ったら、編み物の本を貸していたのが功をなしたのか、
「値下げして150元の特価にしてるんだけど、それより安い120元で良いよ」
ということで、なんだなんだ一体ほんとはいくら??
1斤150元でも感激していたのに、

これって、日本の方が高すぎるのか?中国の方が安すぎるのか?
これは怒るかな?無理だろうと思いながら、
店の人の言い出しの値段の半分以下、
自分が買っても良い値段よりちょっと安く交渉しても、
すんなり、成立する事もある。

一体原価や仕入れ値はいくらなんだろう?と思う。

あまり安く値切ると、「原価を割ってうちの店は損しているよ!」と、
ふくれっつらで品物を寄こしたりするけど、
それは有り得ないでしょ・・・・。
損して売るわけは無いのだけど、あまりのふくれっつらに、
ちょっと「えっ・・」と思ってしまう。

アンゴラのマフラーはクリスマスプレゼントにと思ったけど、
25日は日本に帰国するので慌しくて、
春節のプレゼント(そんなの有るのかどうかわからないけど)にした。

いろんな色で編んでみたけど、
暗い色はどう編んでみても単に暗いので、
20代の女の子たちには受けないと思うので却下。

ふわふわでとっても温かいです。

買ってきた糸はもう編んでしまったので、
月曜日また貿易まで買いに行かなくては・・・・・。