何か簡単って、こんな簡単な作り方ない!と思うミートローフ。
たぶん母から受け継いで、私も40年以上前から作ってるレシピ。
レシピは?と聞かれるんですが、
このレシピ、適当に作っているので今更レシピをと聞かれてもと思ってたんですよね。
ずっと前、大体の材料などはブログに書いたことがあるのはあるんですが、
やはり適当なのでどうも伝わり辛くて・・・・。
そこで、またまた昨日のお節介AIに協力してもらった。
大体の材料、このレシピのきっかけ、大雑把な作り方、AIに投げかけたら、
意外とわかりやすく作りやすそうなレシピ作ってくれました。
写真は実際の昨日作ったミートローフの写真です。
レシピ一挙公開(ってほど大したものじゃないけどともかく簡単)
超簡単なのは間違いなく、そして美味しいです。
家庭画報と、母の挑戦から始まったミートローフ
昔、うちでは「家庭画報」を定期購読していました。
今みたいにネットでレシピを探せる時代じゃないから、あの雑誌は“憧れの暮らし”そのもの。
母はふだん料理をたくさんするタイプではなかったのに、家庭画報の料理ページを見ると、たまに「よし、やってみようか」と頑張って挑戦することがありました。
気が向いた時にたまにですけどね。
電子レンジが家庭に出始めた60年ほど前、母が家庭画報の記事を参考にして作ったのが、このミートローフの最初だったと思います。
当時、レンジで作る洋食なんて、ちょっとハイカラで特別なごちそう。
それがいつの間にか家の定番になり、私も覚えてしまって、気づけば40年以上、作り続ける味になりました。
わが家のミートローフ(電子レンジ版)
ここでは、昔の味(エバミルク)バージョンと、現代版(生クリーム)バージョンを並べてご紹介します。
昔は生クリームなどは手に入らず缶詰のエバミルクでした。
今は反対に生クリームはどこのスーパーでも手に入りますがエバミルク(無糖)が置いている方が珍しいですよね。
作り方は同じで、使う乳製品だけ違います。
どちらもおいしいので、気分で選んでくださいね。
我が家も最近はエバミルクが手に入らないので生クリーム使ってます。
元々のエバミルクのレシピ(といっても生クリームを替えるだけですが)も載せておきます。
材料(四人前/パウンド型1本分)
◆ 昔の味バージョン(エバミルク)
- ひき肉(合いびき)……350g
- エバミルク………………200cc
- ピーマン…………………2個(みじん切り)
- にんじん…………………中1/2本(みじん切り)
- きのこ類…………………あれば少々(粗みじん)
- 卵…………………………1個
- コンソメ(顆粒)………大さじ1
- パン粉……………………大さじ2くらい
- 塩・こしょう……………少々
◆ 現代版バージョン(生クリーム)
- ひき肉(合いびき)……350g
- 生クリーム………………200cc
- ピーマン…………………2個(みじん切り)
- にんじん…………………中1/2本(みじん切り)
- きのこ類…………………あれば少々(粗みじん)
- 卵…………………………1個
- コンソメ(顆粒)………大さじ1
- パン粉……………………大さじ2くらい
- 塩・こしょう……………少々
作り方(どちらのバージョンも同じ)
1. 野菜を刻む
ピーマン・にんじん・きのこ類をできるだけ細かいみじん切りにします。
※細かいほど火の通りがよく、口当たりもなめらかになります。

2. タネを混ぜる
大きめのボウルに材料を全部入れて、手でしっかり練り合わせます。
エバミルクなら軽やかなコク、
生クリームならよりリッチでふんわりした仕上がりになります。

3. 型に詰める
パウンド型、または四角い耐熱容器にタネを入れ、表面を平らにならします。
ふんわりラップをかけます。

4. 電子レンジで加熱
600Wで15分加熱します。
竹串を刺して透明の肉汁が出ればOK。赤い汁が出る場合は1~2分ずつ追加で加熱してください。
5. 切り分けて盛りつける
火が通ったら取り出して切り、お皿に並べます。
6. 肉汁ソースを作る
加熱後の容器には、お肉の脂と野菜のだしがたっぷり出ています。
余分な脂を軽く取り除き、残った旨みの汁に
- ウスターソース:適量
- ケチャップ:適量
を入れて混ぜ、電子レンジで30秒ほど温めます。
とろりとしたらソース完成。
7. 仕上げ
ソースをミートローフにたっぷりかけて出来上がりです。

味の違いメモ
- 昔の味(エバミルク)は、牛乳の延長のような優しいコクで、昭和の洋食らしい軽やかさ。
- 現代版(生クリーム)は、しっとり感とふんわり感が増して、ちょっとごちそう感がアップ。
- どちらもレンジで作れるのに、冷めても美味しいので作り置きやサンドイッチにも向きます。
おいしく作るコツ
- 野菜は細かく刻むと火通りがよく、仕上がりが均一になります。
- パン粉は入れすぎると固くなるので“控えめ”がコツ。
- レンジ調理でも生クリームの効果でしっとりやわらか。
- 仕上げのソースは、出てきた肉汁と野菜のだしを活かすのが最大のポイント!
- きのこを入れると旨みとしっとり感がさらにアップします。
母が最初に作った時、まさかこんな手抜きで簡単だとは知らずに、感動しました。
これ絶対手が込んだ料理だと騙せるよね。今は私が手が込んだ料理に見せかけ騙してます。


