大連に来てしばらくして、友人宅にお茶を誘われた。
我が家は日本人が開発区にどれだけ居るのか居ないのか、
何処に住んでるのか、全く何の前知識も無く来ていたので、
最初のお宅訪問だった。
当時、開発区では、
喫茶店「Chai」でひと月一度、
アカシア別荘以外に住んでいる日本人女性でお茶会をしていた。
それももちろん知らなかったのだけど、
ブログを見てくれていた友人に誘って貰ったのだ。
最初の「Chaiの会」
そこで知り合った友人に、お誘いを受けた。
彼女たちが居てくれなかったら、
買い物の場所など右も左もわからないままだっただろう。
家族以外の日本人と話をしたのも初めてだった。
待ち合わせ場所は・・・
「偽物の木の前で」
??「にせものの木」・・・・・ってなんだ??
そんなものが何処に有るのか、わかるはずが無かった。
想像するに、デパートの前に置いているような植木?
よく話を聞くと、当時住んでいたアパートの直ぐ近くで、
何度も通った事がある、開発区医院側からの童牛嶺への登り口に有る、
大きな、大きな木。
ひぇーーつ!あれ本物の木じゃないの!!
いや、遠くで見たとかではなく、触るくらい近くをいつも通っていたのに、
まるでにせものだとは気が付かなかった。
まさかあんな大きな木が、作り物だとういう発想は普通浮かばない。
しばらくするとどういう理由が撤去された。
撤去された後、もちろんそんな存在を知らない友達に、
昔、大きな、ほんとに大きかったんだよー。
偽物の木があったと説明しても、ふーんと、
分かってくれた様な、分かってくれてない様な・・。
でも、たぶん、
自分の背丈くらいの小さな木しか想像出来ないと思う。
捜していたら、以前のブログに載せた画像が出てきた。
前にある柵が、私の足丈くらいだったと思う。
こんなの・・・偽物と思わないよね、普通。