一気読みした本。当たり前だけど知らない作家さんが増えてきて嬉しい。

七五三のお参りに北九州の八坂神社迄行くことになり、
3泊してきた。
家を3日離れるのは久しぶりで、3泊するのと移動中に読むのに短編集を買っていった。
(乗り換えの貴重な20分の合間を縫って本屋に寄った)

最近、近くに、図書館も本屋さんもない場所に住んでからは、
以前のように本を読まなくなっていたけど、最近また読書熱再来。

今はアマゾンで買えるし、
図書館もネットで蔵書確かめられるようになったので、行った時にまとめ借りしてくる。

でもやっぱり、本屋さん。
良いよね〜。行ったら何時間でも過ごせそう。

小学生の頃から本屋さん大好きだった。(その頃は漫画だけど)
親戚が近くで書店をしていたので入り浸ってた。
高校になると電車通学で福岡市内まで通ってたので、
本屋さんは行く所、行く所有って何軒でもはしごできたしね。

今はkindleで本読んでるけど、
やはり本屋さんで手にとって本を選ぶ醍醐味は外せないですよね。

今回買ってきたのはこれ。
1冊目。スモールワールド、一穂ミチ。
短編のひとつひとつが展開が面白くて一気に読んだ。

なんか情報に疎くて申し訳無い。
今年直木賞を受賞した作家さんだった。
そして最後まで読んで、気がついた。偶然だけど、書評の解説が辻村深月さんでした。

そしてこちらはお馴染みの(私の中で)辻村深月さんの短編集。
最近辻村さんの作品結構読んでる。
この短編集も話の切り取り方が不思議な感じで、
ちょっと怪談めいていて面白かった。バスの中で一気に読んだ。

最後に佐世保のホテルで読んだ本。
読み始めて、なんか、SFっぽい感じがすると思ったけど、
見たら(こういうの見ないで買うのよね)早川書房だった。
まぐれもなくSFだよね。

でも、展開が面白くてこれも一気に読んでしまった。
人生の節々で、ぜったいある分かれ道。
違う方を選んでいたらどうなっていただろうと想うことがある。

若い頃からそうだったので、
この年まで生きてしまうと沢山ありすぎて忘れてるくらい分岐点はあった。
この本はそんな分岐点の内容ではないけど、
別の道も夢想の中で体験できたら良いのにと思っていたので、ものすごく共感できた。

最近台湾のTVドラマ「時をかける愛」を見て、
一度見ただけでは話が繋がらなくて2度見返した。
次元を超えた物語が、複雑の絡み合ってる。

現実に起こり得ないことでも物語としては面白い。

この小説もそんなパラレルワールドの世界にしばし浸れて、面白かった。

読書から遠ざかっているうちに、読みたくなる作家さん達が増えてきた。
昔から面白いと思った本の作家さんの著書を読みまくる傾向がある。
こんなに好きな、面白い作家さんが増えてきたら、
何時までたっても読み終われないだろうね。嬉しいことです。

さて今日は2名お泊りなんですが、
前回、お客様。夕食は講演を依頼された学校の関係者と会食されてた。
お泊りだけだったので直ぐに寝れるように
折りたたみベットを出してきてベッドにしてたんですが、大好評で、
助かりました!と言われたので、今日も布団ではなくベッドにしてみた。

部屋の真ん中にどーんとあった大きなテーブルを端に持っていって、
小さなテーブルを持ってきてみました。

修学旅行生が来るシーズンは、
ここにお布団6組敷かなきゃいけないので無理だけどね、
シーズンが終わったら、先に希望聞いてみてベットにしても良いかなと思いました。

今年の修学旅行受け入れ。今月の19日が最後です。
晴れると良いけどね。

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