清朝の王女に生まれて、日中のはざまでを読んだ。

先日テレビで中国最後の清の皇帝、愛新覚羅溥儀の、
ドキュメントがやっていた。
捉え方によっていろんな面で歴史書が有るけど否定的な捉え方だった。

旅順の育った家や天津の家が写って、懐かしかった。
愛新覚羅溥儀が懐かしかったのではなく、
溥儀の妹である顕琦を訪ねて旅順や天津を訪れたこと。
そして一緒に旅した友人たちが懐かしかった。

そういえば天津に行ったのはもう随分前。

私達は天津に行く前に旅順を訪ね、
愛新覚羅家ゆかりの場所を辿った。
天津でも溥儀が過ごした家(静园)を訪ねた。

中国での一番の思い出はやはり愛新覚羅顕琦さんを訪ねたことだと思う。

顕琦さんの著書、
「清朝の王女に生れて―日中のはざまで」を借りて読んだのだけど、
また読みたくなってアマゾンで捜したら古書が有ったので買いました。

やはり、想像もできない波乱の人生だったのだなと思う。
それでも、凛として生きていた顕琦さんはやはり凄い。

タバコを吹かす、強制労働に何年も携わったとは思えない、
白魚のような綺麗な手を思い出した。


今、生きている私達がいろんな波に飲み込まれているけど、
なんだかひと昔の前の苦労って次元が違うような気がする。

でも、どんなに辛くても、苦しくても、
それが終わる日がいつか来たんだよね。あっけなく。
どう考えても、永遠に限りなく続く辛さは無かったような気がする。
じゃあ、何がそんなに辛かった?と聞かれてもそれさえ覚えてないけど。

60過ぎて、やっと投獄から開放された顕琦さんもそうだったのだろうか?
お会いした時、私はまだ50代だった。
今だから解ることが有るような気がする。

先日顕琦さんが亡くなられ、
顕琦さんの友人で私達を愛に連れて行ってくれた心翠さんも亡くなられた。

つい最近のことだと思っていたけど、そういえば15年も経ってる。
当時のブログは、写真などが一部消えているけど残っていた。

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