大型クルーズ船から、昔のブログを見てて、またまた時間を忘れた。

昨日夕方佐世保からきらびやかな船が長崎方面に向かっていました。
写真では比較対象がないので大きさ分からないと思うけど、大型クルーズ船です。

調べてみたら、
【ブルー・ドリーム・メロディー】
★佐世保クルーズセンター(浦頭)
●日時:令和7年1月19日(日)8:30~19:00
●航路:上海→佐世保→上海
●総トン数:42,289㌧


そこまで大きくないけどすごく派手な船だった。
夜だけでなく昼間でも充分目立ちそう。
上海から佐世保に寄港して、そのまま上海に帰るみたいです。

佐世保の商店街は中国語で溢れかえっただろうな。

2006年にまだ大連に住んでいた頃、
友人が、香港から大阪にクルージングする船で、
4月25日大連に寄航するからと連絡があり、
お迎えに行ってきました。

大連港に入港するのは、
オランダ船籍の「スタテンダム号」

・・・・って・・大連港ってどこ?

港湾広場の近くに有るのがそうらしい。
行けばわかるよね。
あやふやなままタクシーで行くと、
「ここだよ」と降ろされたところには船の影も形も無かった。
定期船乗り場は有るけどどうも違うようだった。

聞けばいろいろ違う答。
(中国では良くある事、皆親切に無責任に知ってる事教えてくれる)
結局外国航路の大型船が着くのは少し離れた埠頭で、
降りたところから数分の所だそうだ・・・。
到着時間はすでに過ぎている間に合うか分からないけど行ってみた。

遥か向こうにどうもそれらしい船が着いていたけど、
門を入ろうとすると警備の人に止められる。
そこから先は出入り禁止になっていたんですよね。

許可証がないと敷地内には入れません。
・・とここであきらめません。
くいさがりました。でも入れてくれない。

とその時、
許可書を持った旅行会社の2人連れが遅刻したらしく
走りこんできました。
なんと警備のおじさんが、
ついでに一緒の連れのふりして入れと、言ってる(たぶん)じゃないですか。一緒に走る!!

目の前まで来ると船はまるでビル。
お迎えの大型バスが数十台並んでる。
9時少し前、船は1時間ほど前に着いたらしいけど、
入館手続きと検疫でまだ誰も下船してないので、ぎりぎり間に合ったのですが・・。

そのうち、船の乗客が下船し始めてきて、
見失わないように、まん前で見張る。

実は連絡がついてないので迎えに来てるのを(しかも船の前に)
友人は知らない。

次々に降りてくる人は、アジア系の人は少ないのですぐわかるはず。

「免税ショップまで歩いて行ける?」
と聞いてきたカナダ人のおばあさんは、
夫婦共80歳だそうだ。ダウンを着ている私の横で半袖。
彼女は歩いて行くそうだ。
言葉の通じない街でも旅慣れている人は全然平気なのね。
(大連は英語は日本語と同じくらい通じない)

時々話しかけられて、いろんな降りていく人を見てると楽しい。
ベビーカーで降りてきた子供連れの家族や、
労わり合っている老夫婦や、元気な若者や、

ところで待つ事1時間半。友人は降りてこない。
一人の船員さんが、
英語の表記を中国語(漢字)で書いてくれないかと地図を持って来た。
わかる所だけ漢字で訳する。

でも・・・持っている地図って全然違うような・・。
どう見ても大連駅前にZOO・・・って書いてある。大丈夫かな?

ついでに、友人がまだ船内に居るかどうか調べて貰う事にした。
彼がコンピューターの記録を調べると・・・
友人は既に下船されてます・・・。だって。

そんなこんなで残念ながら友人には逢えませんでした。

市内に戻ると、見慣れた船から降りた顔や、服装が、
シャングリラ前、勝利広場、あちらこちらで出会い、
ケンタッキーに入るとやっぱりここにも船から降りた人。

船員さんにノートを破って渡した友人へのメッセージは、
約束どおりちゃんと渡してくれたみたいで、後で連絡がありました。

セキュリティ・・・幸か不幸か、
人の情けに助けられ、潜り抜けるのは結構簡単だった。

そして、後で聞いてみたら乗船客に渡されていた地図。
2〜30年前のものでした。
駅前に以前は動物園があったらしい。
そんな地図を渡されてみんな市内にくり出してたのね・・・。

2006年だからもう20年ほど前になるのか・・・。
今なら携帯で連絡が付くし、Mapも有るし、情報も入る。
海外旅行も楽になったと思う。

20年ほど前の事をなんで覚えているのかというと、
これブログの記事に書いてたから。

もう消えてしまってるんだけどね、
2005年から2010年、帰国するまでブログは書いていて、
当時のブログって、運が良ければ、
https://web.archive.org/で見れば残ってる。

捜したら2006年5月13日の事だったらしい。
写真は残ってなかったけど記事は残ってました。

そして、あれは、何年前のことだったかな?と捜したので、
ついでに20年前のブログ懐かしくてつい、
時間が経つのも忘れて読んでしまいました。

今では考えられないほど、発展途中だった中国。
読み返してみるとなかなか面白い。
写真が残ってる記事もあるので、
暇な時にコピーしてこちらに移そうかなと思ってます。

2006年の5月の記事から写真残ってる記事を、こちらに移しました。
生地と毛糸はともかく嘘のように安かった当時の中国です。
何しろカシミア100%のコートが、
生地代込で350元(当時の日本円で4500円)で作れたんですよね。

時間が有る時に少しづつ移そうかな・・・
と言いながら面倒なのでやらない気もするけど。

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