先日、市内の友人が開発区に遊びに来るというので、
開発区散策をした。
5番バスで、海濱旅遊路の白浜海岸へ。
一気に大連も涼しくなっていたのに、その日は暑さがぶり返し、結構日差しが強い。
それでも海岸はいままでも賑わいが影をひそめて、
人の姿もまばら。
元「和ひろ」、今は「和」(nagomi)でお昼御飯。なんだか懐かしい。
今は元の従業員が自分たちで営業しているので、
たまには行きたいけど、絶対にお金を受け取らない。
まともな日本料理(私たちが考える)は、最近なかなか食べれない。
和食が食べたい!まともなお寿司が食べたい!
と、息子が騒ぐので、夏休みの最後行ってきたけど、
やはり他の料理店よりは群を抜いて刺身も寿司も美味しかった。
でも…日本人が居ないということで、日本人のお客さんはほとんど来ないそうだ。
以前は予約のお客さんで満席で、来店のお客さんは断るほどだったのに・・・・。
味は変わってないのに、そんなものなのかな。
寿司はちょっと日本人向けにはしゃりが大きすぎだけど、
ネタは新しくて、ひさびさに美味しいお寿司を食べた。
かわはぎの刺身。
かわはぎの刺身なんて、めったに大連で食べれないよねー!
と大はしゃぎしながら、肝酢で食べた。
住んでいた福岡の姪浜は、近くに漁港があり、
新鮮な魚を食べていたので、息子も魚には不必要な程うるさい。
鰻のたれも、以前のように骨から煮込んで作っていたし、
活きウナギを割いて作っていたので、これもまた、ひさびさに美味しい鰻!!
食べきれなくて、半分お持ち帰りして、
ついでに従業員食に作ったというワンタンまで沢山貰って、
それでも、
「おくさんは私たちの母ですから」と、
(日本の調理場と同じでおかみと呼ばれていた)
お金を受け取ってくれなくて、
これだから行きたいけど、なかなか行けなくなるんだけど・・・。
気持はほんとに有り難いけど。
他の日本料理店よりは、絶対美味しいと思うけど、今月で閉める予定とか。残念。
またしばらく美味しい刺身も寿司も食べれなくなる。
もっと行っておけば良かった。
お昼は幕の内弁当(48元)を頼んだ。
美味しかった。でも量が多すぎて残してしまう。
店を出て、ぶらりと恐竜壁まで歩く。
あっ、もちろん偽物ですから・・・・。
通り過ぎるだけでじっくり見た事が無かったけど、結構細かい細工がされていて、
これが普通の建築物にも生かされていたらね・・と話しながら、
今度は海側の道路に渡って、ぶらぶら散策。
海水浴所の海辺は先週の、まるで銭湯のような人の多さが信じられないくらい、
人もまばら。
だらだらと下り坂を下って行くと、
道路の向こうに並ぶ、閉鎖された店舗がやけに薄汚れて、寂れた雰囲気だった。
海濱路の閉鎖された店舗
閉店した店のガラスが埃をかぶって全体に汚れた感じ。
数軒の日本料理店、数軒の中華料理、ステーキハウス、バー、ジム、ゴルフショップ、
ここ数年、何軒の店が開店し、撤退して行っただろう。
記憶にあるだけで両手2回では足りない。
開発区の観光スポット(?)童牛嶺に行くにはちょっと暑すぎたので、
またの機会にする。
白浜海岸まで下りて、アカシア別荘の売店に寄って、ふたたび5番バスで開発区商場へ。
目的に、開発区商場で「黄花菜」を買うというのが有って、
早速野菜売場に向かったのだけど・・・もう無くなっていた。
2日前まで、変色しかかっていたけど、かろうじて売っていたのに!!
ほんとに2週間位しか売ってないのね。
また、来年ということで・・・。
商店付近をぶらりとして、散策終了。あれ?開発区散策もう終わりですか?という感じだけど、
そういえば狭いんですよね・・・開発区。
スタバでお茶しながら話していたら、
いつの間にか日本語学校の話とかで盛り上がり、夕暮れに。
もしかしたら開発区を散策していた時間より、スタバでお茶の時間の方が長かったかも・・・。
友人をバス停まで送って、解散。
そんなこんなで、久しぶりに海濱旅遊路を散策したけど、
3年間、毎日通った店の近辺は、
夏の終わりと一緒で、何となく物悲しかった。