連休が終わって静かになりました。
さほど有名な観光地ではないけどそれでも日曜祭日には観光客が多い。
北緯33度線、海軍防備隊聴音所跡などが徒歩圏にあるので、
天気が良い日は北緯33度線展望台に来る人も多くて、連休中は賑わってました。
人が少なく(というか今日は誰とも会ってない)なったので、お昼休み、お散歩してきたけど、
最近特に感じるのだけど、刻々と生態系が変わってきてる。実感してる。
北緯33度線展望台の手前に群生していた花。
外来種の花であちらこちらで見かけるピンクの花。
毎年増えていって、隙間なく咲き乱れていた。
昼咲月見草って外来種らしいけど江戸時代からあるらしい。
私が小さい頃はこんなにあちらこちらで見かけなかった気がするけど、今何処にでも咲いてる。
でもね、展望台の手前、嘘のようにいつの間にか消えてた。
何故?群生していたのに・・・・毎年咲いてたのに、今年はほとんど見かけない。
そしてその場所にいつの間にか(多分今年から)咲いているのが・・これ。
なにこれ?
オオニワゼキショウという花らしい。手前の空き地一面を覆ってる。
去年こんなに咲いてなかったと思う。咲いてたのも気がついてないから。
そんなにあっという間に世代交代・・・ではないね、乗っ取られる感じかな。
吃驚してしまった。知らないうちに変わってしまうものだと内心ちょっと怖い。
こうやって気をとめないと気が付かないまま、いつの間にか風景が変わってしまうものだろうか。
そう言えばね、この紫色の小さな花も以前群生してたのよ、地面いっぱい。
春だっけ?秋だっけ?
思い出さないほど、今1本もほんとに1本も見かけないんだけど、何処行った??
ウニもね、5年前崎戸に来た時にはすぐ前の海で山ほど採れてたし、
ワカメも1年分採ってた。天草やひじきも。
ちょっと前の海岸に降りていけば色々採れて、磯遊びが楽しかった〜。
道路脇にはウニの空が山積みになってた。(干して畑の肥料にする)
身も大きいし、これからはうに丼食べ放題!だねって思ってた。
楽しみにしていたのに、、、
次の年から(4年前)全くワカメ生えてません。ひじきも無い。
ウニ沢山採れすぎるので、
旦那ちゃんが小さい頃は野菜炒めにウニが入ってるのが普通と思ってたらしい。
最近は、ウニはいるけど身が殆ど入ってないらしく、採りに行くだけ無駄だと言って、
近所の人も誰も採りに行かない。重たいのよ・・・家まで持って帰るの。
しかも身を取り出すのが結構手間がかかる。
中を割って、ほとんど身が入ってなかったらがっかりしますよね。
何故こんなに生態系が変わるの?と思ってたけど、
身近に咲く花がこれだけ変われば、海の生きものも変わるはずだと今更ながら思う。
今年も、ウニ丼は食べれないのだろうか・・・楽しみにしていたのに。