コンテンツへスキップ

旅順小旅行その1

7月1日より外国人にも解放された、旅順に行ってきた。
旅順博物館、旅順高等公学校、川島芳子が結婚式を挙げた旧旅順ヤマトホテル、、
川島芳子や末の妹愛新覚羅顕琦さんの生家である粛親王邸宅、
旅順軍港、満鉄の始発駅である旅順駅のルートを回って、
しかも帰りは旅順駅から鈍行で帰路に着くという充実した1日だった。
行きは大連駅北側(軽軌の駅のすぐ横)から出ている旅順への直行バス。
必ず座れて楽です。運賃7元。
帰りは、いままで外国人には解放されていなかった旅順駅から汽車で。
2時間景色を楽しみながら運賃4.5元。
まずは、終点の一つ手前のバス停、
新マートなどが有る賑やかな新市街地で降りて博物館までタクシーで移動。
タクシー代8.8元。
博物館は、時間がないので今日は別館だけ。
解放記念として、先着1000名迄入場料無料。
満鉄展がやっていた。
別館といえど侮れないのが古い陶器。
とっても素敵な明の時代の青磁の器。

博物館別館を1時間ほどまわって次に移動。
今度は歩いてすぐの所に有る建造物。
満州時代に建てられた建造物が今も現存して使われている。
数十年前のビルは廃墟化しているのに、不思議だ。
博物館横の旧学校
現在病院として使われている1901年に建てられた建造物。
1909年より、学校として使用された模様。
すぐ隣には旧警察学校もある。

次にまわったのが、旧市街地。

緑が多い。今は飲食店街となっている。
1916年に建てられた、旅順215病院跡。
以前は師範学校で、初めて中国人の小学校教師を育成した学校だったらしい。

旧師範学校”
歴史を感じる。
そして本日のメインともいえる、
川島芳子が結婚式を挙げたという旧旅順ヤマトホテル。
・・・・・・・・。
ここですか??
旧旅順ヤマトホテル

間違いなくここです。

旧大連大和ホテルを想像していたのでちょっとイメージが違った。
でも中に入ると・・・。

趣のあるらせん階段。
歴史が刻まれているけどね・・・。

階段を上がって、ロビーへと勝手に入った。

現在もホテルロビーとして使われている模様。
そしてここで、結婚式の日、皆で集まって話をしたのだろうか?

勝手に入って見てるうちに「泊まるのか?」
とおじさんに聞かれて、怒られて退散。
そろそろお腹も空いてきたことだし、
お昼をどうせならこの建物でということになって、建物内の料理屋に入った。
1階部分は現在、いろんな飲食店(食堂と言った方が良い)が有る。
その中で比較的お客さんが入っている、
ホテル入り口左側から2軒目の店を選んで入ってみた。

麺と普通の中華料理店だけど、この店に入って正解!!
変な香辛料が全然入ってなくて、とっても美味しかった。
料理はお任せしてしまったけど、これ。海鮮炒め物

ぷるぷるしたこんにゃく?みたいなのが美味しい。完食!

これは、ベーコンとねぎの炒め物。饅頭にはさんで食べます。これも同じく完食!
テーブルは割れているのをテープで張ってあるようなお店だったけど、
意外や意外、侮れない美味しさです。
4人で56元。ひとり14元。
お腹がいっぱいになった所で、
次はぶらぶらと歩いて、
愛新覚羅顕琦さんの生家である粛親王邸宅へと。
続きは明日という事で・・・・。

「旅順小旅行その1」への2件のフィードバック

  1. 8月に大連に行くので、大連情報をチェックしていたところ、
    こちらのブログにいきつき、楽しく拝見させていただいております。
    旅順にある程度は自由に行けるようになったのですね。
    まだ解放されたばかりで、解放後の情報が少ないなか、
    助かりました。
    その2の続きも楽しみにしております♪

  2. >Kuroさん、
    8月に来られるんですね。
    以前は日本人は博物館も自由には入れなかったんですが、
    現在は入れるようになりました。
    旅順の街は大連とはちょっと違った感じで、
    まだ昔の建物がそのまま残っている場所が多いですね。
    大連軽軌(電車)の駅北側から出ている直行バスが便利でした。
    汽車もほんとレトロな感じで趣があり(暑いですが)
    時間が許せば、タクシーで直行するのではなく、
    バスや電車もなかなか趣があると思います。
    その2、時間がなくて書いてませんでした(-_-;)
    今週中にでも、UPします。(__)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。